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峠はカーブを曲がったら唐突に下りに差し掛かったことで分かりました。先行していたF氏は昼食の準備にかかっていました。
早速ガソリンストーブを出しお湯を沸かし始めたところ、後ろでプシューと言う音。
ありゃなんか刺さったかなと思いながらタイヤを調べてみるとチューブに2mm位の傷がありました。
チューブを交換してタイヤを調べるとサイドに亀裂が見つかりました。空気を入れると傷口が開き中のチューブが顔を見えてしまいます。
このままではこれから先のくだりが不安ですので応急処置を行いました。 |
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左の写真では分かりにくいのですが傷テープの下にはお弁当の箱のプラスチックシートをひいてあります。
この処置でも空気を入れると右のようになります。
(マウスを移動してみてください) |
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応急処置でどうにか走れるようになったのでいよいよ赤倉渓谷を下っていきます。始めのうちは乗車できたものの下っていくうちに道はあれて今のタイヤではだんだん怖くなってきました。 |
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この辺りまで下ってくると周りの景色も綺麗になり走りすぎていくのが惜しいとさえ思えました。二人でのんびり歩きながら下っていきます。途中数箇所道が崩落しており車では通行不能な箇所がありました。そういえば登り始めに車の通行不可と書いた看板が出ていましたがこのことだったんですね。でも 今は新しい道が出来ていますから通る車も少ないでしょうけど。 |
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いよいよ赤倉渓谷も後わずかと言うところで落石の撤去の為重機が道一杯になって作業をしていました。ここまで来て引き返すのは余りに辛いです。二人で斜面をトラバースしようかなどと話をしていると作業のおじさんが川側で歩けそうなところを教えてくれあっさり通過することが出来ました。でも 本当に一時はどうなるかと思ったんですよ。
そこを過ぎると後は道の駅まで戻るだけです。舗装路に出てからはひたすら飛ばしていきました。
道の駅ではイベントが行われ多くの子供たちが楽しんでいました。我々も冷えた体を温めるため地ビールを蕎麦を注文しました。食事をしていると雨が降り始めてきました。あと少しのんびりしていたら雨の中を走ることになっていました。なんて運がいいんでしょう。
帰路に着き、F氏と関西での再開を約束して今回のツーリングは終了しました。 |