自転車編

私が自転車に乗り始めたのは小学4年生でした。親戚から軽快車を借りて乗っていました。
今では見ることもなくなった三角乗りでした。

小学校5年になって、当時流行っていたセミドロップハンドルの10段変速(メーカー不詳)を買ってもらい、この自転車でサイクリングと呼べるかどうかも怪しげな遠乗り(ってこれも古いなぁ)を始めるようになりました。
片道10Kmほどの行程でしたが友達と出かけるのが楽しかったです。

中学校に入り行動範囲が広がり、片道20Km程の渓流まで足を延ばしたり、山道に迷い込み藪漕ぎしたこともありしていました。

高校の入学祝いに丸紅山口のべニックスS-X101を買って貰ったことで輪行を経験することになりました。

(写真は サイクルツーリングへのお誘い追憶のカタログ展 Part5 よりお借りしました。)

夜間のフェリーを使い午前0時にスタートした淡路島1周。真っ暗な夜道に折れそうになったり、月明りに励まされながら走り切ったのはいい思い出です。
春休みに訪れた隠岐諸島、帰りの米子の駅では大雨にあい、夜行列車の時間まで駅で過ごしたのはつらかったですね。
羽咋から金沢へ走った時は夜行日帰りの強行軍でした。

高2の夏にボーイスカウトの活動中にクラッシュしべニックスを全損、代替に当時販売開始されたブリジストン ダイヤモンド DT-6110 を購入しました。

(写真は サイクルツーリングへのお誘い追憶のカタログ展 Part93 よりお借りしました)

高2から高3の春休みに大垣からの夜行鈍行で横浜の友人宅へ、その日の夜行で松島へ、
1日走った後再び夜行で日光へ向かった時は寝過ごしてしまい、上野から折り返す羽目に。
水戸の偕楽園を廻り横浜の友人宅へ、そのあとは箱根を登りユースホステル泊、富士五湖を廻り富士から夜行鈍行で帰ってきました。
この時は3連続夜行とという強行軍でしたが、夜行列車がほとんどなくなった今ではもうできないですね。

大学に入り、安いながらハーフメイドで700c仕様で組み上げたのですが、ある晩自宅前からいなくなってしまいました(つまり盗難された)。カバーをかけていたのですがスタンドごとなくなっていたので狙い撃ちされたようです。
(残念ながらこの自転車の写真は残っていませんでした)

700cの走りの軽さを知ってしまったので、DT-6110 を友人に売却、改めて 700cで組み上げました。
家庭の都合で2台も所有できなかったんですよねぇ。
この自転車は子育ての休止期間を含めて20年間乗りました。

晩年は主力が後述のNISHIKIに変わり、フラットバーに変更し街乗りにしていました。その後フレームを廃棄しパーツのみ残りました。

1994年暮れ 高校時代からお世話になっていた自転車屋が高齢のため閉店することとなり、長い間つるしてあった川村ニシキのフレームを格安で譲ってもらい、新たに1台組み上げました。
この自転車は2001年まで主力となっていました。

東京に単身赴任中の 2001年に Bianchi Volpe を購入。後9速の使いやすさに感動しました。
翌年単身赴任から戻り、Volpe を駆る日々となりました。

このころは NISHIKIとVolpe、2台の部品を交換したりして楽しんでいました。

2010年 久々自転車欲が発動し、小径フォーディング車を購入しました。

ハンドルとフレームを折りたたむだけなので確かに輪行は楽ですが、車重、走りを考えるとやはりのんびり走るのが向いていると思いますね。

翌 2011年に初めてアルミフレームの 700c モデルを購入しました。アルミならではの硬さでしょうか、クロモリと違う走行感は新鮮でした。

いまは NISHIKI はフラットバーの街乗り用、Volpe はSTI レバーが劣化したこともあり、ノーマルのブレーキレバーとダウンチューブのシフトレバーに変更したのですが、室内でローラー台で乗ってます。

最近はパソコン、動画関連に課金していることもあり自転車熱は下がり気味ですが、これからも楽しんで行きたいと思っています。